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![]() 自動車は走行時間、使用年数、走行距離などに 応じた“手入れ”が必要な機械です。 オイル、フルード、グリス、ゴム、樹脂、紙、そして金属などの材料がいろいろな型、部分で消耗部品として 使われており、それぞれ耐用に限りがあります。 使用条件や全体のコンディション等の要因により、メンテナンスが必要な時期が異なっていて、一律に捉えることが出来ない のでやっかいです。 そこで、オイル、フルード、クーラント等の比較的、取替え頻度の高い材料メーカーはその殆どが取替えの 目安となる距離や時間を示しています。 ![]() また、機械的な構造部分では、その使用過程で様々な変化が 起きます。例えば磨耗の初期段階は“当たりがついた”と表現 できますし、限度を超えると“ガタが出た”になります。 それらの変化の過程で、悪い方向に進み、機械的な作動に障害が出るような場合、「故障」となります。 機械的に良くない方向への変化は、それら消耗品の取替えインターバルを長くすることにより、大きく激しく なる傾向にあります。 その様な機械的な変化をできるだけ穏やかにそして長い期間、良い状態で保って あげようとして行うのが “メインテナンス(Maintenance)” です。 ![]() メインテナンスを行うことが必要な範囲は多岐に渡ります。 ユーザーが行うことのできるクリーニング等は除外して、記してみます。
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![]() ● リペアー メインテナンスとのボーダーライン上、あるいは、それを 超えてしまった時必要となるのがリペアーです。 目視で確認可能なオイル、水漏れなどは元よりエンジン、トランスミッション等 に変速不良、異常などの具体的な症状が出ている、 あるいはノイズ、バイブレーション等のように何となく様子が・・・と云うような場合があります。この様な時に 正しく原因を特定、診断した上で行われるのがリペアーです。実際に現出する症状は誠に様々なので、正確な 故障診断を行い正しい修理を行うことが肝要で、コストの低減にもつながります。 例えば、ハブ、ドライブシャフト、プロペラシャフトのノイズ、バイブレーション、オイル / 水漏れ、エンジン ルームの異臭、ノイズ、足廻りのガタを感じる、走行が不安定、ブレーキのフィールが良くない、加速感がよくない、 と云った内容の修理、 加工などです。 ● オーバーホール ![]() 自動車はエンジン、ミッション、デフギアボックス、サスペンション、ブレーキ 等のユニットの集合体として成り立っているのはご存知の通りです。 具体的な故障状況や性能低下が現れたり、 機械としての運転時間が限度に近づいたと判断した時、 行われるのがオーバーホール/分解修理です。 完全に分解したユニットに対応し必要な処置をします。普通、消耗品は全て交換対象になります。 そして、定期的な、正しいメインテナンスを行う事こそがオーバーホールを必要とするまでの時間を延ばす こととなり、もし、必要なときにも軽度な内容で済ませる事が出来る可能性が高いと云うことになります。 オーバーホールが可能なユニットとしては・・・
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